9/16(木)特別講義 (調理師科2年・H&R科2年)

皆さんこんにちは!

キャリナリー教務部の黒岩です。

 

本日は特別講義のレポートをお届けします。

9/16(木)に 調理・ホテル系学科の2年生が受講した「特別講義」の講師は、

五つ星(ホテルの最高評価)の高級ホテル「セント レジス ホテル 大阪」

イタリアンレストラン「ラ ベデュータ」調理長 駒路 和司シェフです。

 

 

 

 

 

 

 

 

駒路シェフは日本・フランスの有名レストランでの修行後

20代から5つ星ホテルのレストランでシェフとして指揮をとられる傍ら、

数々の国際料理コンテストでも日本を代表するシェフとして実績を残しておられます。

また、今回は同じレストランでスーシェフとして活躍されている吉田シェフにもお越しいただきました!

 

 

 

 

今、レストランでは、シェフ自ら足を運び厳選した関西の食材や旬の食材を

ふんだんに用いて、月替わりのコースメニューを提供されています。

 

食文化の水準が高まり、高品質な食材へのニーズが高まっている現在、

そんなシェフのこだわりのお料理を求めて、毎日たくさんのお客様がホテルに訪れています。

 

 

 

 

 

 

 

【本日の講習メニュー1】

 

生産者が信頼したシェフにしか卸されない食材も多く、

シェフからは、その生産者様達とのお付き合いや、そのお人柄のお話をお聞きしました。

 

「その食材を育てておられる方から料理人としての自分を認めて頂いて初めて、取引につながる。

そんな中で仕事をすると、必然的に以前よりも食材に対するリスペクトが高まった。」とのこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「料理はストーリー性を大事に組み立てる。」

「ひと皿」に込める思いやこだわりには、その料理が出来上がるまでに関わった

人達の思いまでを乗せて、大切に仕上げられます。

一品一品を極限まで突き詰め、凄まじいエネルギーで向き合って作られる

珠玉のフルコースを、なんと月変わりのペースで提供されていることに

学生教職員一同、驚愕でした。

 

 

 

 

 

 

【本日の講習メニュー2】

 

キャリナリーでも「Farm to Table~農場から食卓へ~」の考えを大切に授業を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「料理の世界も、全ては人と人との関わり」

 

 

応援してくださる人への感謝の気持ち

生産者様への感謝の気持ち

料理に対する情熱と探求心

学生達へダイレクトに届きました。

 

2年生の後期授業では

農地などの現地に出向き、たくさんの方と関わり、食材への理解を深めていきます。

我々料理人がその食材のポテンシャルを存分に引き出した「ひと皿」に仕上げ、

たくさんの人に感動を届けられるよう、取り組んでいきます。

 

駒路シェフ、吉田スーシェフ、本当にありがとうございました!