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卒業生サポート
ステップアップの為の転職や、新たなポジションを任された際に練習するための施設利用など、卒業後も1人ひとりをしっかりバックアップしています。
転職サポート


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キャリアセンターには、企業様から、卒業生向けの求人情報を数多くいただきます。卒業生1人ひとりにあった求人情報を提供しています。
卒業生施設利用


自主練習ができるよう実習室を開放しています。
就職後も、製菓・製パン・調理や、ラテアートの反復練習など、様々な自主練習が可能。開業時の試作や、商品開発練習など使用用途は多様。卒業後のスキルアップなど、サポート体制は万全です。
インタビュー
株式会社 桜珈琲 泉北店店長




製パンコースに入学しましたが、学生時代は製菓や調理・カフェなど幅広く学ぶ事が出来ました。その経験は今の仕事にも活かされています。
オープンキャンパスに学生スタッフとして参加した事がきっかけで、接客の楽しさを知り、現在の職場である桜珈琲に就職しました。
お客様から「ありがとう」「美味しかったよ」とお声掛けいただいたり、常連のお客様が異動先にわざわざ来て下さったりと、大きなやりがいを感じています。
現在は店長として、日々の業務に加えて、後輩の指導にも取り組んでいます。
仕事で悩む事もありますが、仲間と一緒に学びながら働く毎日は、本当に楽しいです。
将来は小さくてもお客様に愛されるようなお店を開きたいと考えています。

Mia Via




今は、人形の形のウェディングケーキも担当しています。忙しい式場なので、時間内に必要数のケーキが作れるようにならなければ、次の段階を学べません。ウェディングケーキは一生に一度のシーンで使われるケーキです。何度も練習するのはもちろんのこと、学生時代たくさんのシェフから学んだ手法から、状況に合ったものを選び、効率を上げています。この世界に入るきっかけの一つが、母と一緒にケーキを作ったことなので、完成したウェディングケーキの写真を母に見てもらうことも。入学前からブライダルを志望しており、就職担当の先生の紹介で選んだ職場ですが、人間関係が良くて感謝しています。
業務でパソコンを使用するときなど、せっかくパソコンを学べたのだから、もっと知識をつけておけば良かったと思います。是非、座学も大事にしてください。

SoLiLite




今の職場であるソリリテの橋本シェフが授業に来て下さり、その時教えて頂いたブラウニーは、チョコ感も食感も初めてのおいしさでした。実は今では私がブラウニーを担当させて頂いています。チョコは少し温度が違うだけで状態が変わるので難しいけれど、ステップアップしている実感があり、子どもの頃一緒にお菓子作りをした母に、来年は誕生日ケーキを贈るつもりです。シェフから「自分自身のファンを増やしなさい」と指導されており、笑顔の接客はもちろん、インスタグラムでも交流を広げています。在庫補充や声かけなど、授業の中で何気なく聞いていたことが、今とても役に立っています。みなさんも先生の仰ること全て大事にしてください。また、気になるお店があれば、時間のある学生時代に訪問しておく方が後悔しません。

リーガロイヤルホテル(大阪) 製パン課




在学中はパン職人として目標になるような、素晴らしい先生方から日々学んでいました。
学生時代はそのありがたさに気付けませんでしたが、もう一度学生に戻って学びたいと心から思います。
今の職場を志望したのは、憧れていた鈴木先生が活躍されているホテルだからです。学校で教わった先生が上司だと心強いですね。
日々覚える事があって大変ですが、バゲットを任せてもらう事を目標に頑張っています。
現在はクロワッサンの成形を担当しており、温度管理に気を付けながら、仕事に取り組んでいます。綺麗な層が形成された時は嬉しく、やりがいを感じます。
学校では自主練習が自由に行えるので、後輩のみんなに積極的にチャレンジして欲しいですね。

株式会社トランジットジェネラルオフィス




ホールの仕事がしたくてこの会社を選びました。和食やカフェなどさまざまなお店をプロデュースしており、異動のたびにお客様の層が変わるので、いろいろな体験ができるのが楽しいです。
学校でしっかり勉強したラテアートを、お客様のリクエストを受けて描く事もあり、描いたラテアートをお客様に「可愛い」と喜んで頂けると、幸せな気持ちになります。
また、今の職場であるアイスクリーム店には多種のフレーバーがあるので「お薦めを教えて」と言われることがあり、選んだアイスに満足頂けると嬉しくなります。
在学中に経験した、商品を考えて提供するまでの流れを体験できるワンディショップの授業は、商品開発に役立っています。今はアシスタントマネージャーですが、頑張ってマネージャーになり、新店舗の開発にも取り組みたいです。

ハイアット リージェンシー 東京ベイ




実家が長期滞在型のビジネス旅館を営んでおり、子どものころから料理が身近にありました。家業を手伝ったり、友人にお弁当を作ったりするうちに、自然と食の道を志すようになりました。調理コースでは7人ほどの少人数で学び、フレンチの先生が鳩料理を扱う姿に心を奪われたことを今でも覚えています。未知の食材に挑戦したり、ラテアートを学んだりと、多くの経験を積めた環境でした。星付きシェフから直接講評を受けた「企業プロジェクト」も印象的です。
現在はハイアット
リージェンシー東京ベイで洋食部門の副料理長を務め、肉・魚料理やソースのほか、メニュー開発やスタッフ管理にも携わっています。大変さもありますが、できることが増えるたびに成長を実感しています。初めて鳩料理を見た時のワクワクを胸に、お客様に感動を届けられる一皿を作り続けたいです。

帝国ホテル 大阪




裁縫や工作などのものづくりが好きでした。お菓子作りも大好きで、毎年バレンタインデーのたびに、いろいろなチョコレート菓子に挑戦して友人たちにプレゼントしていました。「喜んでくれるかな」と友人の顔を想像するのが楽しかったんです。パンを選んだきっかけは、学校のオープンキャンパス。先輩方と一緒にパン生地をこねた体験が忘れられませんでした。またパンは種類が豊富で、それだけたくさんやりがいがあるように思えました。今は帝国ホテル大阪のベーカリーで、毎日、パイ生地の成形や仕込みを行っています。同じ作業の繰り返しだからこそ、自分の成長がわかります。今後もさまざまなことに挑戦しながら学んでいきたいと思います。
学生時代を振り返って、一つだけ後悔しているのが「飴細工」の授業を取らなかったこと。直接パンづくりに関係なくても、自分の手を動かして得た経験は何物にも代えがたい自分の財産になりますし、経験は自分の可能性を広げます。シェフの話も深く理解できて、パンへの理解もいっそう深まるはずです。学校にはたくさんのカリキュラムがあるので、少しでも興味があれば積極的にチャレンジしてほしいと思います。無駄なことは何一つありません。

在校生インタビュー×上島 達司 氏
若い世代は「楽しい」を追求して

1933 年創業。一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたいという創業精神のもとコーヒーの栽培から販売まで一貫したバリューチェーンを構築する世界有数のコーヒーグループ企業。
ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社UCCグループ外食事業部門として、企業理念「The coffee Hospitality」の実現をめざし、多様な業態を展開。お客様の笑顔のために、美味しいコーヒーの提供と心地よい空間の創造に挑戦し続ける。
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▲ 上島珈琲店 Ueshima Coffee Lounge
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▲ カフェラ CAFFERA
Interviewee

上島 達司 氏
UCCジャパン株式会社
代表取締役会長
1938年 神戸市生まれ。1961年 甲南大学経済学部卒業。1963年 上島珈琲株式会社入社。1980年 代表取締役社長 2009年 UCCグループ代表·代表取締役会長 2024年UCC ジャパン株式会社代表取締役会長に就任、現在に至る。コーヒー業界団体では、全日本コーヒー協会の第4代会長、全日本コーヒー公正取引協議会·日本家庭用レギュラーコーヒー工業会·日本スペシャルティコーヒー協会の初代会長を歴任し、日本のコーヒー業界の発展に貢献。その功績が評価され、日本(藍綬褒章、旭日中綬章)を始め、コーヒー生産国(ブラジル、コロンビア、ジャマイカ、グアテマラ)、コーヒー消費国(米国、フランス)など、世界の多くの国·団体から勲章を受章。
Interviewer
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橋本さん 在校生
【コース】カフェ総合マネジメント
【入学年】2024年4月 -

福本さん 在校生
【コース】カフェ総合マネジメント
【入学年】2024年4月 -

松井さん 在校生
【コース】農食&健康美
【入学年】2023年4月 -

平宇さん 在校生
【コース】調理
【入学年】2024年4月
- インタビューを読む
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相手の立場に立った
楽しい「おもてなし」を考える平宇 私たちは授業でも、いつもお客様へのおもてなしを意識しています。上島会長にとってのおもてなしとは、何でしょうか。
上島 おもてなしとは、お客様に楽しんでいただくことです。大切なのは、その当たり前をきちんとやり続けることです。
平宇 何か特別なことをするのがおもてなしだと思っていました。当たり前を続けることなのですね。
上島 そうです。でもそのためには「楽しい」とは何かを自分なりに考える必要があります。それができて初めて「今まで受けたことのない素晴らしいおもてなし」と評価されます。それと、特別な体験も立派なおもてなしです。そのためには相手の立場に立って考えることです。
平宇 相手の立場に立つことですか。
上島 例えば酢飯で巻いたカリフォルニアロールをご存知ですか。最初に米国で海苔巻きを提供したとき、米国人は歯に海苔がつくのを嫌がったのです。そこで気にせず食べられる形を日本人が考案し、今では日本のお総菜コーナーでも販売されています。
平宇 日本の海苔巻きを押し通すのではなく、食べやすいようにと相手の立場に立って考え、生まれた食べ物なのですね。
上島 日本人は昔から、海外の料理を自分たちの味覚に合わせてアレンジしてきました。食文化とは、こうした交流で改良され磨き上げられるものです。コーヒーも日本に入ってきた頃よりかなり品質が向上し、一般的なコーヒーとスペシャルティコーヒーの価格差も縮まりました。これからは豆の質や挽き方、淹れ方よりも、お客様へのサービスや与える体験で勝負する時代へ変化しているように思います。
お客様が満足できる楽しみ方を、
私たちから提供していく松井 上島会長はどのようなサービスや体験が良いと思われますか。
上島 例えばコーヒー片手におしゃべりを楽しんだり、じっくり味わう時間を楽しんだりとコーヒーシーンには様々な楽しみ方があります。例えばコーヒーをポットに入れてポットサービスにしたら、2 杯も3 杯も楽しめます。その際は保温性に優れたポットで提供したり、二重のカップで保温機能の高いものにしたり。
松井 私は取っ手部分に小さな人形とかバラの花とか、そんなカップが好きです。そういうカップを使って提供するのも面白そうだと思いました。
上島 良いですね。素敵なコーヒーシーンを、こちらからどんどんご提案していきたいですね。
ブラジルで奮闘した経験があるから、
生産者の思いに耳を傾ける福本 上島会長はどのような思いで会社を継がれましたか。はじめからコーヒーに携わりたいと思っておられたのですか。
上島 私が皆さんくらいの頃は、子は家業を継ぐのが当然という時代でそれを受け入れていました。その流れで大学2年生のとき、ブラジルに留学しました。大学の「ブラジル研究会」という団体を通じて、将来コーヒーに携わるならとブラジルへの交換留学生に選んでいただいたのです。たった半年間でしたが、コーヒー栽培の現場をこの目で見、手伝い、現地の方々と英語やポルトガル語で奮闘した経験は濃密で、今も私の中で生きています。
福本 そうしたご経験が、直営農園の経営にも反映されているでしょうか。
上島 入社後も直営農園に赴き、生産者から生育具合や収穫、思いまでどんどん聞きました。すると帰国して「今年のジャマイカのブルーマウンテンブレンドはね」と同じ説明をしても、現地を見て理解した私と、そうでない人とでは言葉の厚みが違いましたね。
福本 コーヒー生産は重労働という話も聞きます。上島会長は、これから生産国がどのようになれば良いと思われますか。
上島 私の夢は、コーヒーの実を摘む機械を作ることです。何しろコーヒーの実は、同じ木でも一粒ずつ赤く熟すスピードが違います。だから一粒ずつ目で見て選んで、摘み取っていくしかありません。そこでAIを搭載した自動で摘む機械を開発できないかとあれこれ考えています。
感性を磨き、真似て学べば、
自分だけのオリジナリティが確立される橋本 私は将来、ゆったりくつろいでコーヒーを楽しめる店を出したいと考えています。
上島 それなら話題性をつくるため、他人と違うことに挑戦しましょう。と言ってもいきなりは難しいでしょうから、真似ることから始めましょう。真似して学ぶことです。すると「自分だったらこうしたい」とアイデアが生まれます。そうやって自身のオリジナリティを出してみてはいかがですか。そして感性を磨いてくださいね。
橋本 上島会長の「感性」とは何でしょうか。
上島 「感じる力」です。例えば先日アフタヌーンティーをいただいて、「このお皿が、もし色も形も多彩な和食器だったらどんなに見栄えが良いだろう」とワクワクしました。また大阪・関西万博でウェルカムドリンク代わりにアラブのコーヒーをいただいたとき、神戸空港に降り立ったお客様にコーヒーを振る舞ったら喜ばれるのではと思いつきました。好奇心が強いので、日々、あれこれとアイデアを巡らせています。
橋本 「こうだったらもっと良いのに」と、物事を楽しくするアイデアを出す力がすごいです。私も自分の店をああしよう、こうしようとアイデアを蓄えておきます。
上島 期待しています。私の父が世界初の缶コーヒーを販売した当時は、散々批判されました。「初めて」はいろいろ言われるものです。でも人と違うことをやるから、一歩も二歩も抜きんでることができます。ぜひ皆さんも自分のやりたいことに楽しく挑戦してください。
卒業生・在校生インタビュー×宮崎 辰 氏
人生を楽しみ、仕事も楽しんで成長してほしい
メートル・ドテルとは
フランス語の原義は「邸宅の主人」といった意味であるが、転じてレストランの給仕係の長を指すようになっている言葉であり、日本語でこの表現を用いるのは、おもに高級フランス料理店など格式高いレストランの接客面における責任者。給仕を含む接客全般について指揮をする立場であり、日本語では、給仕長などと呼ばれることもある。職責には、ウェイターなどのスタッフの監督、客の出迎えとテーブルの割り振り、テーブル予約の受付、そして、客を満足させることなどが含まれている。
Interviewee

宮崎 辰 氏
滋慶学園COMグループ 教育顧問
Fantagista21代表
メートル・ドテル
フレンチレストランの司令塔メートル・ドテル。その第一線で活躍する宮崎辰さんは、2012年「クープ・ジョルジュ・バティスト」サービス世界コンクールで日本人として初めて世界一の称号を獲得。その後「スキルと経験を生かし人のために貢献したい」という使命を抱き独立。現在は、様々な有名レストランのメートル・ドテルとしてサービスマンを育成、経営のアドバイスを行い、レストランという舞台で輝き続けている。
Interviewer
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井田さん 卒業生
グランドハイアット福岡
【コース】ホテルマネジメント
【卒業年】2023年3月 -

川﨑さん 在校生
【コース】リゾートマネジメント
【入学年】2024年4月 -

鉄穴さん 在校生
【コース】リゾートマネジメント
【入学年】2024年4月 -

田中さん 在校生
【コース】ホテルマネジメント
【入学年】2024年4月
- インタビューを読む
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サービスは自由。お客様の満足のために
知恵を駆使し、工夫できるのが面白い
鉄穴 宮崎先生はフランスの調理学校で学ばれたあと、サービスの道に進まれたそうですが、この仕事のどんなところに惹かれたのですか。
宮崎 「お客様の満足」のために一人ひとりが知恵を絞って工夫できることを知って面白くなりました。尊敬する素晴らしいメートル・ドテルの方にお会いできたのも大きかったですね。立ち居振る舞いがかっこよくて。「こんな人になりたい」と背中を追いかけるようになりました。
川﨑 メートル・ドテルはどんな役割を担いますか。
宮崎 一つはお客様が楽しんでくつろいで頂ける空間を提供すること。二つ目はお店のめざす姿をみんなに伝えてスタッフを教育していくことです。いずれもやはり「お客様の満足」というゴールに向かって取り組んでいきます。
田中 お客様にご満足頂くために先生が日ごろから取り組んでいることとはなんでしょうか。
宮崎 これはサービスにかかわる多くの人がやっていることですが、召し上がった料理、苦手な食材、食事のペース、同席した方など、わかることは全て記録します。そして次にご来店される時、そのデータを全て記憶して臨みます。地味で、一見無駄にも思える作業ですが、それがとっても大事なんですよ。
田中 すごい情報量ですね。
井田 私もホテルのレストランで働いていますが、データベース化して残しています。お客様の満足のために、お店全体で共有することが大切ですね。
この人に任せておけば全て大丈夫
必要とされていると感じられる瞬間がある井田 私はお客様に喜んで頂けることが嬉しく、仕事の活力にもなっているのですが、先生はどんな時にやりがいを感じますか。
宮崎 やはりお客様からのご指名など、「この人に任せたい」という気持ちを感じられる時ですね。毎日よりよくなるように心がけてサービスしていますが、なじみのお客様がほかの方に「いいお店ない?」と聞かれて、私がいる店を紹介してくださった時などははっきりいって燃えます。
鉄穴 本当にご信頼頂けていると感じられる瞬間なのですね。
宮崎 私も若い時は色々失敗して落ち込んだりしましたが、長くやっていると、そんな風にこの仕事を選んでよかったと思う瞬間もたくさんありますよ。
ますます便利になっていくAI時代
若い世代の力やチーム力の高まりを感じる川﨑 先生が僕たち世代に感じていることや、今後期待することはありますか。
宮崎 私たちの時代と比べると魅せ方とか表現力がすごく長けていて、ネットでいくらでも調べられるから知識量も多いですね。だからそれらを活かした新時代のサービスが生まれてくると思います。少しうらやましくもありますね。
井田 AIによって便利になっていますね。掃除などはアウトソーシングも増えてきて、ますますサービスに集中できる環境になっています。
宮崎 そう。その分細部へのこだわりという部分での危機感をもっています。
鉄穴 たとえばどんなところでしょうか。
宮崎 グラスの磨き方、掃除などですね。自分の仕事じゃないと思うと意識が向かなくなります。だからその分はチームでカバーしていく必要がありますね。今は上下の垣根が少なくなって、みんなで仲よく楽しく働いています。一体感の生まれやすさがプラスに働いていくといいなと思っています。
語学力はもちろん、他国の文化も学んで
日本の魅力も発信してほしい井田 在校生のみなさんは将来の夢はありますか。
田中 私は在校中に語学を身につけたくて。授業で学ぶ英語のほかに韓国語を勉強しています。就職してからは外国の方を楽しくおもてなししたいです。
宮崎 いいですね。実際に韓国にたくさん行くといいですよ。語学力はもちろん大事。でも語学だけじゃなくて文化をね、体感して知って活かすととてもいいと思います。
鉄穴 私は将来海外のホテルで働きたいのですが、まずは日本のホテルで力をつけたいです。
宮崎 私が海外で学んでいた時、現地のみんなが日本のことに興味を持ってくれたんです。日本の魅力を海外の方に伝えられるように、日本各地の方と触れ合って、たくさんの魅力を知ってほしいです。
川﨑 僕も海外のホテルで働きたいのですが、まずは来年開催されるコンテストを頑張りたいです。練習のポイントはありますか。
宮崎 与えられた課題をしっかりと理解して、自信をもって堂々とサービスをすること。ロボットじゃないから、自分の気持ちを前面に出して、全身を意識してやってみてください。あとはひたすら練習ですね。頑張ってください。
井田 フィーリングやアイコンタクトってやはり大事ですね。働き始めてから実感しています。
宮崎 そう。日本人は苦手な人が多いから恥ずかしがらずにやってみてほしいです。今は授業でも取り組んでいますね。みんな学校は楽しいですか。
鉄穴・川﨑・田中 はい。楽しいです(笑)
宮崎 うん。それが一番大事。人生楽しまないとね。私はお客様を楽しませたいなら、自分も楽しむことだと思います。仕事もプライベートもね。美味しいものを食べて、会いたい人に会いに行く。みんなも楽しんで成長していきましょうね。
在校生インタビュー×リシャール・ルデュ氏
独創的なスイーツを生み出し続ける秘密

ペーアッシュ パリ ジャポン株式会社
1998年、東京赤坂のホテルニューオータニに世界一号店となる「ピエール・エルメ・パリ」を出店。多くのスイーツファンから絶賛を浴びる同社は、既成概念に囚われないパティスリー界の枠組みを超えた“次世代のパティスリー”へと進化し、発展を続けている。
Interviewee

リシャール・ルデュ氏
滋慶学園COMグループ 名誉教育顧問
ピエール・エルメ・パリ アジア支部代表
ペーアッシュ パリ ジャポン株式会社 代表取締役社長
フランス・クレモンフェラン生まれ。14歳から地元のレストランに入り’89年より菓子店で基礎を学ぶ。’92年「ピエール・ガニェール」で料理人として働き、同レストランでパティシエに転向。’95年「フォション」でピエール・エルメ氏と出会い、’97年ピエール・エルメ氏がコンサルタントを務める「ラデュレ」のシェフパティシエに就任。’98年にホテルニューオータニでの「ピエール・エルメ・パリ」の立ち上げに際して来日。以来、日本での統括シェフパティシエを経て、日本代表とアジア支部代表を務める。
Interviewer
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山口さん 在校生
【コース】パティシエ&ショコラティエ
【入学年】2022年4月 -
清水さん 在校生
【コース】パティシエ&ショコラティエ
【入学年】2022年4月 -
池田さん 在校生
【コース】パティシエ&ショコラティエ
【入学年】2022年4月 -
安藤さん 在校生
【コース】パティシエ&ショコラティエ
【入学年】2022年4月
- インタビューを読む
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「人は財産」
パティシエが大切にする人とのつながり山口 ルデュさんは、最初に料理人からスタートしたのですね。
ルデュ そうです。14歳で料理人の世界に入り、レストランで働き始めました。
清水 なぜ、お菓子の世界に移ったのですか。
ルデュ 私からお客様に会いに行けるからです。パリのレストランで働いていた頃、数か月も続いた交通機関のストライキのために客足が途絶え、ついに閉店したことがありました。そんな時、料理人はレストランでお客様をお待ちするしかありません。でもパティシエなら、ネットやカタログ販売ができるし、キッチンカーで売りに出られます。何より、お客様との出会いのチャンスが多いのが魅力ですね。
山口 出会いですか。
ルデュ 私は人との出会いを大切にしています。なぜならお客様や職人、ピエール・エルメとかかわる全ての人のおかげで、私の人生は大きく変わったからです。今も「自分はお客様に何をして差し上げられるだろうか」と考えていると、時間を忘れてしまいます。
安藤 ルデュさんは、ピエール・エルメの味や文化を一番に考えていると思っていました。
ルデュ もちろんピエール・エルメが培ってきた味や歴史は、とても大切にしています。しかしそれらを守るのは職人です。人なのです。私は約30年前に来日しましたが、その間に日本の社会もずいぶん変わり、お菓子を取り巻く世界も変わりました。しかしそうした変化を起こすのも人間なら、変化にうまく合わせる職人も人間です。ピエール・エルメにとっても、私自身にとっても、人は財産。一番大切なものです。
相手を思う気持ちを形に
常にプラスアルファのおもてなしを清水 ルデュさんは、本当に人を大事になさっていますね。
ルデュ ただ最近、昔の日本を懐かしく思うことがあります。私は相手を思いやる、日本の文化が好きです。たとえば日本の贈り物の文化です。旅行のお土産や、季節のお歳暮やお中元、年賀状もそうですね。ほかの国にはないもので、素晴らしいと思います。
池田 この2~3年、年賀状を出していません。SNSでメッセージを交換するくらいです。
ルデュ それがいけないとは言いませんよ。私もSNSを使ってプレゼントを贈るサービスを利用していますし、贈る方法はこれからも進化するでしょう。ただ、相手を思う気持ちまでなくさないでほしいのです。日本に昔からある「相手を思う気持ちを形にして贈り合う」という素敵な文化は、ぜひこれからも残してほしいですね。
安藤 ピエール・エルメでは、お客様へプレゼントなさっていますね。
ルデュ 来店されたお客様やお子様へ、ちょっとしたプレゼントをご用意することがあります。それだけのことですが「ああ、この店は自分たちをよく見てくれている」と安心して頂けます。そうしたプラスアルファのおもてなしを大切にしています。
池田 「相手を思う気持ちを形にして贈る」は、ピエール・エルメの精神なのですね。僕も日頃の感謝を形で表すパティシエになるために、今年は年賀状を書きます!
一同 (笑)
人と出会いを大切にすると
面白いものが生まれる池田 私は将来、何をしたいかがわからず悩んでいます。
ルデュ もちろん夢は大事です。ただ、夢を持ったからといって人生うまくいくものではありませんよ。人生の先輩としてアドバイスするなら、将来の夢は決めなくてもいいです。
池田 そうなんですか?
ルデュ 私は14歳の時、「世界中で仕事をしたい」と自分の人生の設計図を描きました。何歳で料理の基礎を学び、パリの有名店で働き、何歳で海外へ出て働くという風に描いた夢は、日本に来ることで叶いました。ところが、たった10年で夢を叶えたあとは苦労の連続で、人生について大いに悩んだものです。
そのような中でも必ずあるのが、人との出会いです。あなたも人との出会いを大切にして、彼らと深くコミュニケーションを取ってください。なぜなら面白いものというのは、人との出会いから生まれるものだからです。そこでできた目標や目的に向かって、毎日を楽しみながら生きていけたら最高ですよ。安藤 くじけそうになった時に「よし、頑張ろう」と思える原動力は何ですか。
ルデュ 従業員のため、お客様のためという想いです。皆様のためにと思うと力が湧いてきます。それが苦境を乗り超えられた一番の原動力。自分のために、ではとても頑張れなかったと思いますね。
清水 これからルデュさんが挑戦したいことは何ですか。
ルデュ いい質問ですね。私は野菜作りに挑戦したいと思っています。私の故郷は農業、特にジャガイモ作りが盛んで、母もポテトパイなどのジャガイモを使った料理をたくさん作ってくれました。ポテトパイなら塩だけのシンプルな味付けだったりベーコンが入っていたりと、各家庭で味が違うんです。いわゆるおふくろの味ですね。パンも自分の家の窯で焼いていたので、夏祭りは各家庭で焼いたパンを食べるのも楽しみでした。子どもの頃に自分の舌を育んでくれた食の文化を、もう一度楽しみたい。そして自分の子どもたちにも伝えたいと思っています。そんな風に様々な形で、これからも食の世界で挑戦を続けていきたいですね。
在校生インタビュー×アンドリュー・デブリト氏
という想いが大事。

フォーシーズンズホテル東京大手町
東京・大手町の皇居に面した39階建て最上部に、2020年9月に開業したこれまでにないラグジュアリー体験をお届けする「フォーシーズンズホテル東京大手町」
ルーフトップテラスを備えたレストラン、最先端設備のイベントスペースなど充実した施設と、きめ細やかなおもてなしと上質なくつろぎを楽しめます。
Interviewee

アンドリュー・デブリト氏
滋慶学園COMグループ 教育顧問
フォーシーズンズホテル&リゾート
北アジアホテルオペレーションズ
エリアシニア副社長
1992年リージェントホテルクアラルンプール(旧フォーシーズンズホテル)にウェイターとして入社。フォーシーズンズホテル北京、フォーシーズンズホテルジャカルタ、フォーシーズンズリゾートアビアラ、フォーシーズンズホテル上海などを歴任。2019年フォーシーズンズホテル東京大手町総支配人に就任。現在は、フォーシーズンズホテル&リゾート 北アジアホテルオペレーションズ エリアシニア副社長を務める。
Interviewer
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佐藤さん 在校生
【コース】ホスピタリティマネジメント
【入学年】2023年4月 -

方波見さん 在校生
【コース】ホスピタリティマネジメント
【入学年】2023年4月 -

福田さん 在校生
【コース】ホスピタリティマネジメント
【入学年】2023年4月
- インタビューを読む
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従業員が顧客満足を得るように
ホテルが従業員満足を得ることも重要
佐藤 パンデミック期間は旅行が制限され、海外はもとより、日本国内を旅する人の数もグンと少なくなりました。客室が埋まらず、従業員のモチベーションを維持するのも大変だったのではないでしょうか。この状況を乗り越えるためにされた工夫を教えて頂けますか?
デブリト 当ホテル最大の強みは、働く人ですから、従業員たちのケアを重視しました。具体的にはセクションごとに個別面談とディスカッションを繰り返し、それぞれが抱える不安を一つひとつ解消して、目標を共有することに注力したのです。面談では、業務上の悩みや、職場環境、キャリアプランに関する相談も受け付け、従業員が安心して仕事に取り組める環境を整えました。また、リーダー層には、チーム全体のモチベーションを支える方法や、メンバーの強みを活かす方法を伝える研修も実施。この取組みにより、従業員一人ひとりが自分の役割を理解し、やりがいを再確認できたことが大きな成果です。
そんな試行錯誤を続けるうちに規制がなくなって、国内外からたくさんのお客様をお迎えできるようになり、私たちはみな、二度目の開業日を迎えたような緊張感と晴れがましさ、喜びにあふれました。
パンデミック後も、お客様を想う気持ちやホスピタリティの考え方自体は変わりませんが、オペレーションには大きな変化がありました。コロナ下は国内からの短期滞在のお客様が多く、どうしたら長期滞在の海外からのお客様に満足して頂けるかを改めて考えなければなりませんでした。
世界中が日本の「おもてなし」に期待するため、日本のホテルスタッフには非常に高い能力が求められます。それに比例し、従業員が雇用主のホテルに求める水準も上がりますから、ワークライフバランスや、従業員の想いを大切に受け止め、対応しています。たとえば仕事に関する意識調査を年に二回実施。遠慮なく本音を言ってもらえるよう匿名調査ではありますが、意見は一つもおろそかにせず、真摯に解決方法を探り、ベストな働き方を考えます。従業員がお客様からの満足を獲得するように、雇用主も従業員からの満足を獲得すれば、お互いが高水準なものを求めあい、ともに切磋琢磨し、ハイレベルな循環を創り出せるでしょう。スキルや知識よりも
接客が好きであることが大切福田 2024年の夏には、フォーシーズンズホテル大阪がオープンしました。モダン旅館をコンセプトにした畳敷きのコンセプトフロアを設け、海外のお客様に日本の文化を感じて頂けるのが特徴だと思います。今後の展開にともなって新たに求める人材について教えてください。
デブリト 2027年に沖縄で開業予定のリゾートホテルは、客室やプライベートヴィラだけでなく、居住できるレジデンシャルの設置も考えています。
ホテルマンは、人とかかわることが好きで、接客が好きであることが、もっとも大切だと考えています。スキルや知識はトレーニングで習得できますが、それだけではお客様に本当に喜んで頂くことはできません。根本に「人が好き」という想いがあることが絶対に必要なのです。たとえば、スタッフがお客様の困りごとにいち早く気づき、想像以上のサービスを提供した結果、感謝の言葉を頂くとともにリピーターとして再訪を頂くことがあります。人が好きだからこそ、誰かが困っている時や何かを求めている時に、率先して動けるものですし、それこそがホテルマンとしての資質なのです。ですから、面接や採用時には、候補者のちょっとした言葉や態度を見逃さないように気をつけていて、「人が好き」という特性や、相手を思いやる気持ちが表れているかを注意深く観察しますよ。お客様と接するホテルマンにとって、人とかかわる喜びを感じられることが何よりの武器なのです。異文化を理解し、学ぶことを楽しめれば
どんな仕事でも成功します方波見 世界中の人が日本を旅する時代になり、様々な国からのお客様をお迎えすることを考えると背筋が伸びる気持ちです。「フォーシーズンズクラス」の授業で、本校の生徒に対してどんな印象を持たれましたか?
デブリト 私は、なぜホスピタリティ業界で働きたいのかを明確にし、マインドセットをつくっていくことがなによりも大事だと考えています。そのため、授業でもスキルに特化したことはお伝えしませんでした。もしかしたら拍子抜けされるのではないかと心配していたのですが、学生たちは好奇心いっぱいで、学ぶ意欲を旺盛に見せてくれましたので、とてもよい刺激を受けました。
ホスピタリティ業界をめざす人は、異文化を理解し、学ぶことを大いに楽しんでください。たとえば、あるスタッフは外国人のお客様にその国の文化や言葉で接することで、信頼を得ることができました。このように、異文化への興味を持つことがやがて自然なコミュニケーションを生み、ホスピタリティの向上に大変役立つのです。とても基本的なことではありますが、学ぶこと自体に喜びを感じられる人は、どんな仕事でも成功するでしょう。そしてたくさんの人と会い、コミュニケーション能力を磨いていってください。相手が何を求めているのかを察知し、積極的に動くことは、どんな場所でも活かせる重要なスキルです。日常の小さな場面からこの力を磨き続けることが、みなさんにとっての大きな成果へとつながるでしょう。
卒業生インタビュー×パティシエ
「あなたのためのケーキ」の店
patisserie AYA
オーナー パティシエ
露本 綾子さん
2008年
パティシエ&
ショコラティエコース卒業
Profile

2008年卒業の第4期生。神戸のパティスリーで6年ほど経験を積んだあと、実家のある徳島県阿南市に戻り結婚。現在3児の母で、子育てをしながらケーキ店で勤務。2022年12月、「あなたのためのケーキ」をコンセプトに完全予約制のオーダーメイドケーキ店、「パティスリーAYA」開業。焼き菓子の販売も行っている。
TOPIC

作ったホールケーキはインスタグラムに投稿。カットケーキは現在月2回の販売です。「限定」という響きと話題性で、最近はお昼過ぎに完売します。

- インタビューを読む
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夢を目標に変えた、
先生の言葉「夢に日付を」
物心ついた頃からパティシエになろうと決めていました。在学中、ある先生の「夢に日付を」の一言に「これだ!」と思い、ノートに「〇歳までに開業する」と書き出しました。その途端、夢が目標に変わりました。開業に向けていつまでに何をすべきか、次々に浮かんできた目標もしっかり書き留めました。おかげで結婚や出産といったライフイベントがあっても、ノートを元に計画を修正。ここしかないというタイミングで開業しました。ケーキ作りと販売は、子どもが保育園にいる9~16時まで。お客様の喜ぶお顔を想像して、段取り力と集中力をフル稼働させています。
地元農家の方々に感謝しながら、
地産地消でフードロスにも取り組む
地元農家の方々が丹精込めて作ったブルーベリーやマンゴー、苺がたっぷりのフルーツケーキは大人気!地産地消は、地元の人が地元のおいしい食材の存在を知るいい機会ですし、輸送にかかるガソリンやCO2の削減にもなります。パティスリーAYAではSDGsに取り組んでいて、ビニール袋は置かずスプーンやフォークもなし。お客様も、家にある保冷剤や保冷バッグを持参くださいます。またフードロス対策に、余って捨てていた焼き菓子の端なども格安販売。やりたかったことに挑戦しながら、誰の口にも合うシンプルで優しい味わいのケーキ作りに励んでいます。
卒業生インタビュー×パティシエ
大好きな仕事を続ける
洋菓子スタジオ るい
フリーランスパティシエ
るいさん
Profile

卒業後、リーガロイヤルホテル大阪にてパティシエとして4年間勤務。その後、ゴンチャロフ製菓株式会社で商品開発職に従事。結婚を機に場所を選ばない働き方を決意し独立。現在は九州から、レシピ開発、オンラインお菓子教室の運営、洋菓子コラムライターなど、インターネット上でフリーランスとして活動中。
TOPIC

今後の目標は、生菓子を中心としたレシピ本第2弾の出版です。これまでのパティシエとしての経験を活かした一冊を目指します。その実現のために、お菓子作りのワクワクするような、楽しさをより多くの方に届けるため、オンライン教室やライター活動にも一層力を入れていきます。
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「大好き」を諦めない、
フリーランスとしての道
幼い頃からお菓子作りの材料がまったく違う姿へと変化していく過程に強く惹かれ、毎週末のように家族に振る舞い喜ばれることで、将来の仕事にしたいと夢中になりました。卒業後はリーガロイヤルホテル大阪でパティシエ、ゴンチャロフ製菓株式会社での商品開発職を経験。しかし結婚を機に、従来の働き方を続けるのが難しいと感じるようになりました。それでも大好きな仕事を諦めたくないという強い思いがずっと心にあったので、インターネットを活用したフリーランスの道を選びました。住む場所に関係なく全国とつながり仕事ができる柔軟さが魅力であり、今ではやりたいことを思う存分追求できることに楽しさを感じています。
今を支える「仕組み」の理解
現在はレシピ開発や、オンラインお菓子教室の運営、洋菓子コラムライターなど、多岐にわたって「お菓子」に関わる仕事をしています。学生時代の学んだことは現在の仕事に直結していると感じており、シェフの授業で、「一つのお菓子から様々なアプローチができる」という言葉から柔軟性を、経営についても実習を通して理解することができました。自由でやりがいのあるパティシエの可能性を、皆さんも見つけて自分の好きなことを続けほしいですね。
卒業生インタビュー×ベーカリー
お客様に「おいしくて楽しい」を
提供したい
パンのお店 ito
小塚 章彦さん
2004年
製パンコース卒業
Profile


大学卒業後、パンの魅力に衝撃を受けてパン屋を開く夢を抱き、本校へ入学。ホテル系や外資系など5店舗でパン作りを学び、2017年4月に「パンのお店ito」をオープン。約60種類のパンや焼き菓子作りを一人でこなしている。パンに合った珈琲や紅茶、グラノーラも提案している。
TOPIC

阪神御影駅から南へ徒歩5分の住宅街にある「パンのお店ito」は、おいしさと豊富な種類で大人気のパン屋さん。お店情報はインスタグラムで発信しています。

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おいしいパンと、
食事との相性の魅力
アルバイト先のホテルのレストランで頂いたパンのあまりのおいしさ。そしてパンとメニューとの絶妙な相性に驚きました。将来、パン屋なら毎日お客様に来てもらえるという夢を持って、25歳でキャリナリーに入学。特に現役講師は、流行を読む姿勢や考え方まで教えてくれました。卒業後は早くたくさんの技術を身につけようと、パン以外の食事部分にも力を入れる店を選びました。惣菜パンや焼き菓子、生菓子、サンドイッチのパテやリエットも自家製という店もありました。5つの店で修業して、自分の店は「選ぶ楽しさ」のある店にと、2017年に「パンのお店ito」を開きました。
60種類ものパンとの
出合いを楽しんで
学生時代からずっと続けているパン屋さん巡り。さらにレストランやカフェ、ケーキ屋さん、スーパーも回ります。なぜなら、そこは「こんな食材同士の組み合わせがあったか!」という驚きと発見の宝庫だからです。そこで得た学びは、パン作りに活かしています。自分のパンを買い求めてくださるお客様は、本当にありがたい。今はハード系から調理系まで、約60種類のパンを並べ「選ぶ楽しさ」を感じて頂いています。種類が多い代わり1種類の数は少ないですが、来店するたびに新たなパンとの出合いがあります。「出合う楽しさ」の場に、将来はカフェも出したいですね。
卒業生インタビュー×ベーカリー
ホテルの安心、信頼をつくっていく
帝国ホテル 大阪
ベーカリー担当
椿 桃果さん
Profile

2023年3月卒業後、帝国ホテル大阪のベーカリー部門に就職。さまざまなシーンでお客様に提供されるパンをつくっている。幼い頃からものづくりが好きで、バレンタインデーにはケーキやトリュフなど「友チョコ」づくりに励んだ。
TOPIC

学生時代は、いろいろなシェフから教わりました。おっしゃることが違うので戸惑いもありましたが、いま働いていると「あ、あのシェフが言っていたことはこれだ」と腑に落ちる瞬間がたくさんあり、そのたびにパンへの理解が深まります。いろいろなシェフとの出会いは、私の財産です。
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安定のおいしさが
ホテルの安心、信頼をつくる
お菓子づくりが好きだった私がパンを選んだきっかけは、オープンキャンパスです。素敵な先輩方と一緒にパン生地を成形させてもらったのが楽しく、入学を決め製パンコースに進みました。就職は、ホテルのアフタヌーンティーやビュッフェの華やかな光景に魅かれ、働くならホテルと決めていました。帝国ホテル 大阪が多くのお客様に愛される理由の一つは、安定したおいしさ。同じ味、同じ見た目のパンづくりを心がけています。「いつもきれいな形のクロワッサンだね」、「今日もおいしいね」とご満足いただけるよう意識しています。この安定が、ホテルへの安心と信頼につながります。
同じ作業を繰り返すからこそ
着実な成長を実感
今はクロワッサンなどのパイ生地の成形と、生地の仕込みを任されています。朝6 時から、100 個以上のクロワッサンを成形。もちろん、パイ生地を使ったデニッシュパンもつくりますし、その間に生地の仕込み作業も行うので、時間との勝負です。約1 年間、毎日同じ作業を繰り返しています。繰り返すからこそ、自身の成長が自分でも実感できて楽しいですね。今後は様々なことに挑戦していきたいと思いますが、今は与えられる仕事に集中し、将来は上司であるシェフのように、経験豊かな職人を目指します。
卒業生インタビュー×カフェ
マッチングは魅力的です
キッチンカー
huu わたしのわがし
天野 胡美さん
2016年
カフェバリスタコース卒業
Profile


もともと和菓子が好きで、幼いころから食べていた小倉トーストから、コーヒーと和菓子が合うことはわかっていました。どこでもしていないことをしたいと思い、和菓子とコーヒーを提供するキッチンカーの営業を始めました。両親も自営業なので、入学前から独立を考えていたのです。実績を重ねて、将来は実店舗を持ちたいと思っています。
TOPIC

「huu わたしのわがし」の和菓子は、素材のおいしさを感じてもらうため、添加物を使わずに甘さをおさえ、国産の小豆や餅粉を使ってシンプルに作っています。

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お客様の反応を
直接感じる楽しさ
オープンキャンパスで見たラテアートに影響を受け、飲食業をめざしました。ラテアートもそうですが、たとえばコーヒーなら温度や挽き方、お湯を注ぐタイミングなど、一つでも間違うと完成しません。それが楽しいと思ったのです。卒業後はカフェに就職しましたが、若者にあまり人気のない和菓子もコーヒーとペアリングすれば興味を持ってもらえるのではと考え、和菓子屋に転職したのち、独立しました。自営業の楽しさは、お客様の反応をダイレクトに感じられることで、コーヒーと和菓子のペアリングの魅力に気づいていただけると嬉しいです。
お子様連れや妊婦さんに
安心してもらえる知識をホスピタリティの授業でコミュニケーションを学んでよかったと思います。自分では笑顔のつもりでも、お客様にはそう見えていないこともあり、基礎から学ぶのは大事です。お子様連れや妊婦のお客様は添加物などに気を使いますから、美味しいだけでなく、健康・栄養・アレルギーにまで配慮した技術や知識が学べるようになったのは、素晴らしいと思います。また、コンテストに出場するため、勉強したり調べたり、提供スピードを上げる工夫をしたりしたのは良い経験です。働き始めると失敗ができませんから、学生のうちになるべくたくさんのコンテストに出てください。
卒業生インタビュー×カフェ
バリスタとの出合いと実践的な学び
ue.
オーナーバリスタ
上田 真也さん
Profile


2014年3月卒業。コーヒー専門店で働き、特に2店目では高品質なシングルオリジンの個性を引き出す、スペシャリティコーヒーを提供する。同時に焙煎技術を磨き、焙煎士としても活躍。2024年11月に独立し「ue.」を開業。
TOPIC

店に入ると正面にバリスタマシン類、上の棚にはレコードや大きなオーディオスピーカー、酒類が並ぶ。イタリアのバールをイメージしたコーヒースタンド形式。店内でいただく薫り高いスペシャリティコーヒーとあわせる、自家製どら焼きとの相性は抜群と評判だ。
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生まれて初めて
本気でのめり込んだ、バリスタ
大学か専門学校か迷い、参加した進路説明会。そこで「バリスタって知ってる?」と学校担当者が声をかけてくれました。初めは軽い気持ちで説明を聞き、オープンキャンパスにも参加し、入学しました。本当にたまたまでしたが、バリスタの勉強には生まれて初めて、本気でのめり込みました。向上心の強い同級生たちとエスプレッソマシーンを取り合いながら毎日練習。互いに技術を磨き合いました。卒業後は就職して店の立ち上げに参加したり店長を任されたりして経験を積み、2024年11月に自分の店をオープンしました。
学校での学びは、
仕事のすべてに役立っている
学校での学びは、すべてに役立っています。ラテづくりなどの技術はもちろん、料理や経営に関する知識などです。店内で焙煎したコーヒー豆を販売するのにも、ディスプレイやラッピングの知識が生きています。私は豆本来の味が楽しめる浅炒りが好みですが、これは私自身がシンプルに素材を生かした味が好きだからです。それに気づけたのも、「塩ひとつで素材のうま味を引き出す」という学校での料理の授業から。そのため扱う食材も、添加物など余計なものが入っていないものを選びます。これからも自身のブランドを意識した店づくりに力を入れていきたいと思います。
卒業生インタビュー×海外
バリスタの誇りを胸に
食の知識も発揮
People's Coffee
バリスタ/マネージャー
沢見 敬太さん
2009年
製パンコース卒業
Profile

製パン科を卒業後、レッチェやヒロコーヒー、マザームーンカフェで働き渡豪。語学を学び、バリスタとして幾つもの店舗で腕を磨く。オーストラリアに渡って6年経った今はメルボルンのカフェ激戦区でバリスタとして働き、またグルテンフリー食文化に根差した自家製パン作りにも携わる。
TOPIC

カフェの開店時間は早朝から夕方までなので、そのあとは自分の時間を存分に楽しめる。「今の自分には、このライフスタイルがピッタリ」。実力次第でいくらでも仕事のチャンスがある環境も魅力だそう。将来は日本にオーストラリアのよい文化を紹介するカフェを、オーストラリアでは日本を紹介するカフェを開くのが夢。
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バリスタのスキルに、カフェの知識が
プラスアルファの強みに
入学した時に初めて見たラテアートが印象的で、選択授業でバリスタを学び、卒業後もパンとコーヒーを提供するカフェの現場で働きました。店長やエリアマネージャーも任された私がオーストラリアへ渡ったのは、英語の必要性を痛感したからです。押し寄せるインバウンドや、バリスタの世界大会でサポーターを経験し「世界で活躍できるバリスタなら、英語は必須」と渡豪しました。グルテンフリーへの関心がとても高いオーストラリアでは、バリスタに加えて、製パン科や日本のカフェで培った食の知識がプラスアルファの強みになっています。
日本とは違う、オーストラリア人が
コーヒー1杯に求める価値日本とオーストラリアでは、コーヒーの考え方が違います。日本では、店内で仕事や打ち合わせのためにコーヒーを注文する、いわば脇役。対してオーストラリア人はコーヒーそのものを愛しています。主役はコーヒー。だからテイクアウトも多いのですが、1人のお客様が1日3回も来店することもあるので、店も1日600~千杯ほど作ります。慌ただしいですが、「今朝は君が淹れてくれた珈琲のおかげで、ハードなミーティングを乗り越えられたよ」、「ありがとう」とさらりと感謝の言葉をかけられた時は、誇りで胸が一杯になります。

















